前置き
完全に私個人の事情なのですが、正直、ブルーベリーについて執筆・投稿するのは、もっと後になるはずだと思っていました。何故なら、私の周りのスーパーマーケットや青果店では、ブルーベリーというものが、なかなか販売されていなかったからです。
ましてや私は、自動車を運転する事も出来ないので、遠出して購入というのも、難しい状況にあります。
「だったらネット販売されているものを買えば良いのでは」と思った事もありましたが、私はブルーベリーという果実に、特にこれといった思い入れがないせいか(美味しい果実である事は認めていますが)、スマホやパソコンから購入手続きをするという簡単な事でさえも、やる気が起きませんでした。
それだけに、近所のスーパーマーケットでブルーベリーが売られているのを発見出来た時は、「このチャンスを逃すまい」と、即購入したものです。恐らく、今回のチャンスを逃していたら、私は再び、ブルーベリーについての料理・執筆をする事を面倒くさがり、記事を投稿するのはまた先の未来になっていた事でしょう。
そんなわけで、ブルーベリーについて執筆・投稿するというチャンスを逃さず、今に至りました。
齋藤瞬のチャレンジクッキングその1―ブルーベリードリンク
前置き
私は、今回と同じような料理を、「ハスカップ」でも試した事があります(ハスカップで試した時の詳しい記事を過去に執筆したので、リンクよりお読みくださると嬉しいです)。
ハスカップでドリンク(ハスカップミルク)を作った時には、大変美味しいものを作る事が出来ました。
ものすごくアバウトな理由なのですが、ハスカップとブルーベリー、見た目が少し似ていたので、「ブルーベリーで作ってみても上手くいくかも!」と、ブルーベリーでも似たようなものを作ってみることにしました。
果たして、齋藤瞬の単純すぎる思惑は、無事に成就したのでしょうか?以下より報告していきます。
材料(食材)1人前
・ブルーベリー・・・約50g
・ミルク(牛乳)・・・約200ml
・砂糖・・・お好みの量(甘くないブルーベリードリンクを作りたいのであれば不要です)
工程
ブルーベリーの汚れを取る
※洗いすぎると栄養素が逃げてしまうので、ペーパータオルなどで、軽くふき取ってやって下さい。
焦げにくいフライパンで、ブルーベリーを熱する
中火程度で、焦げないようにしてください。
3分前後で、ブルーベリーの実が崩れてくるので、そのまま焦げないようにして下さい。
余計な水分が飛んで煮詰まったら、火を止め、砂糖を投入します
粗熱が取れたら、煮詰めたブルーベリーをコップに入れて、ミルクを注ぎます
※粗熱が取れないままコップやグラスにブルーベリーを入れると、割れてケガをする可能性があるので注意して下さい。
ミルクとブルーベリーを混ぜ合わせて、完成です!
感想
見た目は・・・、うん、非常に色鮮やかで美味しそうです。私の思惑通りの色になりました。
問題は味です。私はかなりの期待感を持ちながらドリンクを口にしました。
結果は・・・、期待どおりでした。大変美味しいものがいただけました。
私が投入した砂糖の量が少し足りなかったせいか、甘みは薄かったですが、それでも十分美味しいと呼べるものが出来ました。
なお、私はそれを試しませんでしたが、煮詰めたブルーベリーは、パンに塗って食べても美味しく食べられると思います。
今回のクッキングは、大変良好な結果を得る事が出来ました。
齋藤瞬のチャレンジクッキングその2―ブルーベリーの漬物
先ほど紹介した「ブルーベリードリンク」と同様、ハスカップで上手く行った事を、ブルーベリーでも試してみました。
もう一度、ハスカップの記事へのリンクをはっておくので、余裕がある時にお読み下さると嬉しいです。今回のブルーベリーの記事との対比が出来ます。
果たして漬物の方も、ドリンクと同様に上手く行くのか、早速見て行きましょう!
材料(食材)
ブルーベリー・・・50g
塩・・・2~3g程度(普通の食塩で良いです)
砂糖・・・2~3g
工程
ブルーベリーの汚れを取る
清潔なお皿にブルーベリーを乗せる
塩と砂糖をまぶして、良くブルーベリーになじませる
一日に1、2回程度、良く混ぜる
感想
私は、塩と砂糖をなじませた翌日に、試食をしてみました。
ハスカップの時には、まだ漬けて浅いこの時点でも、美味しさがありました。
ブルーベリーではどうだったのかというと・・・、「まったく美味しくないというわけではないが、ハスカップの時に比べると、いまひとつだな」、これが正直な感想でした。そして、この時点で、「これ以上漬けても美味しくなるのは難しいだろうな」とも察しました。
何故そう察したのか、―これは漬ける前に見当をつけておくべきでしたが―、ブルーベリーは、ハスカップに比べて皮が厚いので、塩や砂糖がなじみにくいのだなとわかったからです。
そしてもう一つ、ブルーベリーには、ハスカップのような強い酸味がないことが、味が落ちてしまう理由でした。ただし、これは言い方を換えれば、酸味嫌いかつ、極浅漬けが好きな方は、ブルーベリーで漬物をつくるのも、大いに楽しめる可能性を秘めています。
カビが生えないように、毎日観察と混ぜ合わせをすれば、数日は楽しめます。
学習
分類・・・ツツジ科スノキ属
原産地・・・アメリカ
保存方法
生果・・・密閉容器に入れて冷蔵庫に。
長く保存したいなら、キッチンペーパーに包んで冷凍すると良いです。
ドライ製品は半年ほど持つ可能性があります。
食べる前の準備
洗うと水っぽくなるうえ、ビタミンCも逃げてしまうので、傷んでいるものを除ける程度にすると良いです。
簡単な解説
日本で本格的な栽培が始まったのは、1980年代後半とされています。
ガーデニングブームとも重なり、家庭で栽培する人も増えました。
整腸作用や、便秘予防、大腸がんになる可能性を下げるなどの効果がある事が、指摘されています。
参考文献
三輪正幸監修 株式会社高橋書店発行 「からだにおいしい フルーツの便利帳」 2018年9月5日 101~102頁
リンク
本文中に掲げたものの他に