前置き
「何か少し変わった料理にも挑戦したい!」、少しずつ料理経験を重ねる事が出来た事で、そんな意欲が湧いていました。
そのような中、私は偶然にも、「めはり寿司」という料理を知ります(めはり寿司の詳しい解説は、以下のリンクを参考にしてくださると嬉しいです。リンクより、別サイトに飛びます)。
「高菜の漬物を使った料理、美味しそう!作ってみたい!」私は素直にそう思いました。
よし、早速高菜を購入して、漬物から作ってみよう。・・・、そう意気込んだのは良いのですが、残念ながら私の自宅近辺のスーパーに、高菜は売っていませんでした。
しかし、私は良い意味でのテキトーさも持ち合わせている人間です。そのような性格の私は、「高菜と同じ、アブラナ科の野菜を高菜の代わりに使ってみよう」、そう考えました。
そこでまず候補に挙げたのが小松菜でしたが、小松菜を使った料理はすでにいくつか作っている(まだ私のブログで紹介していないものも含めると)。ならばあまり料理をした事がないチンゲン菜で試してみよう!
めはり寿司風おにぎり、果たしてチンゲン菜による代用は利くのか、その経過を見て行きましょう。
材料と説明

材料(おにぎり約2個分)
・チンゲン菜・・・50g強
・しめ鯖・・・少量
・白米・・・炊いたもの250g程度
・すし酢・・・20ml以上
・塩・・・1g程度(チンゲン菜の浅漬けを作るのに使います)
説明
チンゲン菜
浅漬けにしてから、料理(めはり寿司風おにぎり)に使います。浅漬けであっても結構縮みますが、50g程度(茎がついた葉3〜4枚程度)でも十分間に合います。
しめ鯖
市販されている普通のしめ鯖を使って問題ないです。
白米
普通に温かいご飯を使って問題ないです。おにぎりを握る時に、熱すぎると握りにくい場合は、少し冷ましてから握っても良いです。
すし酢
材料には20ml以上としましたが、お好みに調節しても全く問題ないです。
塩
ごく普通の塩を使って良いです。ただし使い過ぎると、チンゲン菜の浅漬けの塩気が強くなり過ぎるので注意して下さい。千葉県から無農薬の野菜を産地直送
工程
簡易版

1.チンゲン菜の浅漬けを作る
2.白米とすし酢を混ぜる
3.具材(しめ鯖、チンゲン菜の浅漬け)を使っておにぎりを握る
4.皿にのせて、完成
詳細版―チンゲン菜の浅漬けの作り方
まずはチンゲン菜の浅漬けから作ってみましょう!
チンゲン菜を洗い、水気を切る
1枚ずつ洗ってやりましょう。水気をしっかり切ってやった方が、上手く塩がなじみます。
チンゲン菜に塩をまぶして、なじませる
少し揉んでやる感じにすると良いです。
保存袋に入れて、冷蔵庫で約2時間おく(漬ける)


2時間程度でも十分漬かります。
漬けた事で出た水分をしぼってやると、浅漬けは完成です。
このまま数日しっかり漬けても美味しくなりますが、この程度の漬け時間でも美味しく食べる事が出来ます。
詳細版―めはり寿司風おにぎりの作り方
浅漬けを作った後は、いよいよおにぎりに取り掛かります。
白米をボウルに入れて、すし酢と混ぜる
しっかりすし酢をなじませて、美味しい酢飯にしましょう。
おにぎりの具材を用意する
しめ鯖、チンゲン菜の浅漬け(おにぎりの具として利用するもののみ)を、おにぎりの具材として丁度良い大きさに切ります。
おにぎりを作ります
とはいうものの、私はおにぎりを普段あまり握らないので、なかなか上手く握る事が出来ませんでした。
作ったおにぎりにチンゲン菜の浅漬けを巻きつけます
だんだん美味しそうに見えて来ました・・・。
おにぎりを皿にのせて、完成です!
その味やいかに⁉
試食と感想

正直、私自身が作った時には、おにぎりを上手く握る事が出来ず苦労しましたが、意外と見た目は良い感じに出来た気がしました(あくまで自己評価ですが)。立ち込める匂いも、すし酢の良い匂いがしてきます。チンゲン菜の浅漬けが適度な漬かり方、しなび方をしていて、何だか本当に高菜を使った感じにさえ見えました。
問題は味ですが、すし酢と浅漬け、さらにしめ鯖はしっかりと調和していて、美味しく出来ていました。浅漬けにまだしゃきしゃきした感じが残っているのが、さらに美味しさを引き立てていました。おにぎり自体にベチャベチャした食感がなく、意外としっかり噛み締める事が出来たのも、美味しさのポイントと思われます。
めはり寿司「風」という事で、美味しく出来るかどうか少し自信がありませんでしたが、結果はなかなか良いものにする事が出来ました。高菜ではなくチンゲン菜でも、十分美味しく出来る事がわかったのが、大きな収穫でした。
補足
今回具材にはチンゲン菜の浅漬けとしめ鯖を使いましたが、もちろん他の具材を使っても美味しく出来ると思われます。また、個人的に、やはりいつかは高菜を使って、本当にめはり寿司が作れればと思いました。千葉県から無農薬の野菜を産地直送