りんごの赤ワイン煮込み―濃厚かつ上品な、情熱あふれるおやつです

りんごの赤ワイン煮込み 仁果類
りんごの赤ワイン煮込み

前置き

今回の料理

りんごに関して執筆した記事、第2弾となりました。第1弾からそんなに期間を空けずに投稿する事が出来ました。

私はどうも、バラ科の果物の一部にアレルギー反応を起こしてしまうらしく、りんごもそのうちの一つであります。

他に桃やさくらんぼでもアレルギー反応を起こしてしまうので、正直、これらの果物の試食や料理には、いつも以上に気をつかいます(最悪の場合、命に関わる事もあるため)。

私が知っている範囲の知識で、加熱処理をすると、アレルギー反応を起こす可能性を下げられるので、基本的にこれらの果物を食べる時は、加熱します。

その例に漏れず、今回の料理も加熱をしています。りんごの赤ワイン煮込み、聞いただけで美味しい気持ちになれる方は、意外と多いと思われます。

果たして上手く作れるのか?料理スタートです!

余談

私のブログの過去記事を読んでくださった方や、長い間読者になってくださっている方の中には、記憶してくださっている方もいるかもしれませんが、かつて私は、バラ科の桃を生で料理に使い、試食しました。

当然、アレルギー反応が出ました。口の中がかゆくて仕方がありませんでした。

私は青果に関する情報発信をしているものなので、危険を覚悟でこのようなマネをしましたが、正直もうやりたくありません(笑)。

「(笑)」とは表現しましたが、一般の方は、私の様なマネをしない事を、強く推奨します。

材料と解説

カットしたりんご
カットしたりんご

材料(2人前程度)

・りんご・・・中程度の大きさのもの2個

・赤ワイン・・・200ml程度

・砂糖・・・小さじ6程度

・ミント・・・お好みで使います

解説

りんご

薄くスライスして使います。青りんごよりは、赤りんごの方が、見た目も味も良くなると思われます。

赤ワイン

料理用のもので良いです。さらに、安価なものでも十分美味しくなります。

煮込む事で、アルコールのほとんどは飛んでくれますが、お酒に弱い方や、万が一にも飲酒運転者になりたくない方は、この料理を食べる量やタイミングに注意してください。

砂糖

思い切り甘くして楽しむため、りんごや赤ワインの量に対して、明らかに多い量の砂糖を使います。

もちろん、お好みで減量しても問題ないです。

ミント

あると見た目が良くなります。また、さわやかな香りがより美味しさを感じさせてくれます。

もちろん、ミントが苦手な方は、使わなくても楽しむ事が出来るので、安心してください。

工程

簡易版

1.りんごを薄くスライスする

2.小さめのフライパンまたは鍋に、りんごと赤ワインを敷き詰めて、さらに砂糖を入れて火にかける

3.強火で煮て、煮立ったら中火か弱火で10分以上煮込む

4.煮込んだら火を止めて、耐熱皿に盛りつけ、中央にミントをのせて完成

詳細版

りんごを薄くスライスする

りんごは種に毒があるので取り除きます。

りんごのスライスを素早く終わらせる自信がない時は、塩水につけて酸化を防ぐと、煮込んだ時より美味しくなります。

小さいフライパンか鍋にりんごを敷き詰め、赤ワインと砂糖も入れる

りんごを赤ワインにしっかりと浸らせます。

火をつけて煮込みます

最初は強火で良いです。フタはあっても無くても問題ないです。

煮立ったら、中火か弱火にして、煮込み続けます

煮立った時点から10分以上煮込むと良いです。

煮込んだら火を止め、耐熱皿などに盛りつけます

盛りつけのセンスに自信がある方は、ここが腕の見せ所です。

中央にミントをのせて、完成です!

美味しく出来ているはずです!

試食と感想

りんごの赤ワイン煮込み
りんごの赤ワイン煮込み

煮込んでいる時点から、赤ワインと砂糖の香りがキッチンに漂い、良い気持ちになりました。

りんごの煮込みが進むにつれて、りんごが赤く色づき、情熱的な見た目になって行きます。

見た目にもりんごが軟らかくなっていくのがわかり、食べた時に熱さの中に優しさを感じさせる味になるかもと、期待が出来ました。

皿に盛ったりんごを食べると、しっかりと甘く、それでいて赤ワインを使ったにふさわしい、上品な風味を感じる事が出来ました。

また、ミントも一緒に口にしてみましたが、ミントの爽やかさが煮込んだりんごを包み込み、くどさみたいなものも感じませんでした。

少し高級な気分になれるおやつを作る事に成功しました。

リンク

当ブログ(果物・果実的野菜について)

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