この記事を読む事で、「桃缶プリン」の作り方が学べます
前置き
桃に関する記事、第3弾となりました。
正直に申し訳上げると、私はこの料理を作る事を、全く考えていませんでした。
そもそも私は桃アレルギーですし、桃を使った料理を作り、自ら試食をしてレポートをあげるのには少し不利です。
アレルギー反応の出方によっては、命にかかわる事もあります。
桃缶の桃を使えば、アレルギー反応が出る可能性が下がる事は知っていますが、そこまでして桃料理を作る気も、何だか起きませんでした。
しかし、私と同じように、発達障害と向き合っているとある方から、「ぜひプリンを作って、齋藤瞬さんのブログにその模様をあげてほしいです。プリンは青果ではないですが」との言葉をいただきます。
その方の言葉で、私の中に「プリンと青果を組み合わせる」という案が浮かびました。
私は早速、インターネット検索をかけて、「プリン+青果」という組み合わせについて調べてみました。
すると意外な程に検索結果は良好なものでした。
プリンに青果を組み合わせるというのは、決してミスマッチではなく、美味しくなる可能性を秘めている事がわかりました。
大手の製菓メーカーも、プリンと青果を組み合わせたレシピを紹介しているくらいでした(製菓と青果、同音異義語がギャグみたいですね)。
そこまで情報を得られた私は、単純かつ、普段はあまり作る事が出来ない料理を作ろうと決意。そこで桃缶の桃に白羽の矢を立てました。
なお、これが私にとって人生初のプリン作りでした。
果たして上手く作れるのか?期待と不安の料理スタートです!
謝辞
前述の通り、今回のプリン作りをする事が出来たのは、私と同じく発達障害と向き合うとある方の発言のおかげです。
ここで、その方に感謝申し上げます。
材料と解説


材料(数人前)
・桃缶の桃・・・果肉だけで200g程度
・卵・・・Lサイズ1〜2個
・牛乳・・・600ミリリットル程度
・砂糖・・・20g以上
・ゼラチン・・・適量
・メープルシロップまたはケーキシロップ・・・お好みの量
解説
桃缶の桃
黄桃のものよりも、白桃のものの方が、より美味しくなると思われます。
見た目の面でも、白桃の方が色合いが良くなります。
卵
ありふれた卵で良いです。特別高級なものを使う必要はありません。
牛乳
これもありふれたもので良いです。
私は試していないので、推測での発言になってしまいますが、カロリー少なめを求めるなら低脂肪乳を使うのも良いと思われます。
砂糖
私は「20g以上」としましたが、正直20gではほとんど甘みを感じません。
しかし、ケーキシロップやメープルシロップにはかなり甘いものが多いので、砂糖は使わなくても意外と美味しく作る事が出来ます。
甘いものが大好き!という方は、少なくとも50g程度以上は入れた方が良いと思われます。
ゼラチン
メーカーによって、使うゼラチンの量は様々だと思われます。
製品の説明に従って使いましょう。
メープルシロップまたはケーキシロップ
工程
桃缶から桃を出し、汁気を切る
液汁は不要です。桃はキッチンペーパーで汁気を取り除いてやるとより美味しくなります。
汁気を切ったら、別皿によけておきましょう。
牛乳を鍋に入れ、沸騰寸前まで温める
鍋の縁に小さい泡が現れるくらいが良いです。
別のボウルに卵を溶き、砂糖とゼラチンを入れて良く混ぜます
※私が試作した時は、温めた牛乳の方にゼラチンを入れるという間違いをしてしまいました。
ボウルはガラス製の方が、金属汚れが混ざらずに済みます。
温めた牛乳を、茶こしを使いながら、ボウルに入れる
これで卵、砂糖、ゼラチン、牛乳が混ざり合います。
バット(という入れ物があります)などに氷水を入れる
ボウルの具材をバットに入った氷水で冷やす
バットにボウルを浸らせながら、木べらなどで具材を混ぜてやると良いです。
ちなみに私はここでバットを用意出来ず、本来のスピードより、具材をゆっくりと冷やしてしまいました。
冷蔵庫に入れても、冷蔵庫が故障しないくらいに冷やす
冷えたら、別の皿(容器)に桃を並べ、ボウルの具材を流し込む
皿にフタまたはラップをして、冷蔵庫で冷やす
2〜3時間程度冷やします。
冷えたら皿の縁のプリンをハンバーグナイフでなぞる
空気を入れてひっくり返しやすくします。
別皿にプリンをひっくり返す
メープルシロップまたはケーキシロップをかけて、出来上がり!
きっと美味しいです!
試食と感想

私はひっくり返しやすくするために、アルミホイルを鍋にひく、という事をしましたが、失敗に終わりました(鍋にこびりついて、却ってひっくり返せない)。
仕方がないので、そのままケーキシロップをかけて食べる事にしました。
途中でいくつかのミスをしたのに、プリンがちゃんと固まっている事自体に、私は感動していましたが、味の方はというと・・・。
お、美味しい(笑)。ちゃんとプリンになっていました。
肝心の桃との相性ですが、桃の甘みとプリンの甘み、違う甘さでありながらケンカする事なく、むしろお互いを高めあっているではありませんか!
正直、これは想定外でした。
もちろん悪い意味ではなく、良い意味でです。
プリンそのものも意外と簡単に作れて、良い勉強になりました。
リンク
当ブログ(料理紹介記事)
外部リンク
美味しいお店をお探しの方、こちらのリンクを参考にしてください
