前置き
さあ!大根についての記事、第3弾となりました。今回は大根の葉を使った料理を2品紹介します。
前半はみそ汁です。食べやすいみそ汁となっているので、ぜひ作ってみて下さい。
後半は肉料理です。美味しいだけでなく、色や香りも良いものです。
今回の記事は、大根の葉が好きな方にとってはたまらない記事となりました。私も大根の葉が好きな人間の一人なので、料理と執筆がとても楽しいものになりました。
以下より記事を楽しんで下さると嬉しいです!
大根の葉のみそ汁
前置き

私は子どもの頃から、大根の葉を使ったみそ汁が好きでした。わざと長めに加熱して、鍋の中でひたひたにした大根の葉が、美味しくてたまらない、そんな印象を持っています。
そこで今回、自らの手で大根の葉のみそ汁を作ってみる事にしました。とはいっても、大根の葉は意外と手に入りにくいもので、私の住んでいる近所で売られているのをなかなか目にする事が出来ませんでした。
しかし、とある野菜の無人販売所に、葉つきの大根が売られていて、私はこのチャンスを逃すまいとその大根を購入しました。
「大根の葉は購入する事が出来た。問題は、お供にする具材だ」。私は考えました。そこで思いつきます。「大根の葉という、私が好きな具材を使っているのだから、いっその事他の具材も、私が好きな具材を使ってしまおう」と。そこで使ったのが、ナスとにんじんでした。
私が好きな具材で固めたみそ汁、果たして上手く作る事が出来たのでしょうか?
※ナスとにんじんについて、以前私が執筆した記事があるので、リンクよりお読み下さると嬉しいです。
具材(7~8人前程度)
大根の葉・・・大根一本分程度
ナス・・・小ぶりのものなら3~4本
にんじん・・・半分から一本程度
水・・・約2リットル
みそ・・・お好みの量
工程

1.大根の葉を4~5cm程度の大きさに切る
2.ナスは食べやすい大きさに切る
※アク抜きをすると、ナスが変色しにくくなり、見た目も良くなります。今回は私の、良くも悪くもアバウトな性格が出てしまい、アク抜きを省いてしまいました。
3.にんじんも食べやすい大きさに切る
※土などの汚れを落とせば、皮はむかなくても美味しく食べられます。
4.鍋に水と、切った具材を入れて、加熱する
5.具材が加熱されたらみそとほんだしを投入して溶かす
6.軽くひと煮立ちさせて火を止める
7.お椀などに盛って、完成です!
※やけどなどに注意しましょう。
試食と感想

ナスのアク抜きを省いたため、ナスの色が悪くなってしまいましたが、具材たちは良い具合にひたひたになっています。香りもいかにもみそ汁らしいみその香りが漂います。
やけどに気をつけつつみそ汁を口に運ぶと、大根の葉をはじめとして、具材たちがみそとしっかりと絡み合っていて、とても美味しいみそ汁になっていました。
特に大根の葉は、ひたひたになっていながら茎のしっかりとした食感も死んでおらず、食べ応えがありました。
大成功に終わったみそ汁作りでした。
補足
今回は大根の葉の他に、ナスとにんじんを使いましたが、他の食材を組み合わせるのもありだと思いました。読者のみなさんの手で、色々アレンジしてみてください。
大根の葉と鶏肉炒め
前置き
「肉を使った料理を食べたい」「大根の葉を活かしながら」その2つの想いから、この料理を作る事になりました。
実際、大根の葉は緑黄色野菜扱いされるほど栄養価が優れていますし、肉と組み合わせる事で、タンパク質も取る事が出来ます。単純に、ご飯が進む、良いおかずにもなります。
肉と大根の葉、これだけでも十分美味しそうですが、そこに白ゴマも組み合わせて、見た目も香りもさらに良くしてみました。ちなみに、肉は鶏肉を使う事にしましたが、豚肉でも牛肉でも、恐らく美味しくなるはずです。味はしょう油でつけてみました。
材料(数人前)
・大根の葉・・・大根一本分
・鶏肉・・・約300g
※私の記録管理が雑だったため、この時用いた鶏肉がむね肉なのかもも肉だったのかを、忘れてしまいました。記録管理が雑だった事を謝ります。その上で、ヘルシーにしたいのであればむね肉を、美味しさを追求するのであればもも肉の方が、どちらかといえば美味しくなります。
・白ゴマ・・・お好みの量
・しょう油・・・お好みの量
・サラダ油・・・適量
工程

1.大根の葉を数cmの長さに切る
2.鶏肉を食べやすい大きさに切る
3.フライパンまたは中華鍋を熱して、サラダ油をひく
4.サラダ油が温まったら、鶏肉を炒める
5.鶏肉にしっかりと火が通ったら、大根の葉も入れて炒める
大根の葉はサッと火を通す程度で十分です。
6.しょう油で味つけをして、白ゴマも入れて具材に絡める
7.火を止め、皿に盛りつけて、完成です!
試食と感想

鶏肉を炒めている途中から、良い香りが台所に漂ってきました。大根の葉を炒めるとしんなりして、色はより鮮やかになり、美味しそうに見えてきました。そこにしょう油と白ゴマを絡めて、もう言う事のない見た目と香りになりました。
皿に盛った料理を口に運び、噛み締めると、鶏肉のジューシーさと大根の葉の優しくも野性味を残した苦みが混ざり合い、絶妙なハーモニーを生み、とても美味しく食べる事が出来ました。白ゴマも良いアクセントになり、ますます美味しく感じる事が出来ました。
補足
今回はアクセントに白ゴマを使いましたが、辛味が欲しいのであればとうがらしを用いるのも良いと思いました。なお、とうがらしについては以下のリンクを参考にして下さると嬉しいです(当ブログの別ページに飛びます)。