いちごその2―ジャムを利用した美味しいケーキ、そして鮮やかなソース

いちご 液果類
いちご

前置き

今回の記事は、いちごについての記事第2弾です。青果においては高級品扱いされる事もあるほど、魅力が大きいいちご。今回はそのいちごを活かした料理を2品紹介します。

前半では、簡易に作れるケーキの紹介です。作り方は限りなくホットケーキを作る時に近い作り方となっています。なおこちらでは、経費削減と簡易性を重視したため、いちごの果実は使わずに、市販のジャムを活かしての料理となっています。

後半では、ぜいたくないちごソースを紹介しています。作ったソースを様々な食材にかけて、その味を確かめた食レポも執筆しました。

個人的には、もっといちごが安価で手に入れられれば・・・、と願ってしまう事もありますが、様々な事情がある事も理解しています。その上で、いちごを入手して食べられるという機会に恵まれた時には、どうすればさらに美味しくなるかを考えながら、私はいちごを食べています。自分自身の手で出来る事はしっかりと行う、当たり前の事を当たり前に行いながら、日々生活していきたいです。

説教じみた文章になってしまいましたね。失礼しました。それではまず、ケーキの方から見て行きましょう!

いちごジャムケーキ

前置き

私はこの時「焼きりんご」を作るかケーキを作るか、かなり迷っていました。正直、焼きりんごを上手く作る自信は、そこそこありました。そこで、焼きりんごを作るのはまた次の機会にして、ケーキという、私にとっては難易度が高い料理を先に作ってみようと思いました。

しかし今度は、りんごを使うか、いちごにするかという謎の迷いが生じます(笑)。りんごを使っても、いちごを使っても、どちらも美味しくなりそう・・・。迷いの森に入りかけましたが、ここで私はひらめきます。「経費削減と簡易性を求めて、いちごジャムを使ったケーキを作ってみよう。しかもホットケーキに近い作り方で」と。

ひらめいてからの私の行動は早く、自宅近くのコンビニに食材を調達しに行く私がいました。そんな今回のケーキ作り、まずは使う材料から見て行きましょう!

材料(1~3人前程度)

・いちごジャム・・・130g程度

・小麦粉・・・100g程度

・卵・・・Mサイズの場合2個(LやLLサイズなら1個でも大丈夫です)

・水・・・120ml程度

・サラダ油・・・適量

工程

ボウルに具材を混ぜた状態
ボウルに具材を混ぜた状態

1.ボウルにサラダ油以外の具材をすべて入れて、よくかき混ぜる

※具材をしっかりと混ぜ合わせましょう

2.焦げ付きにくいフライパンにサラダ油をひき、温める

3.サラダ油が温まったら、ボウルの具材を流し込む

※ここで私は具材を焦がしてしまい、(後で画像をお見せしますが)、ケーキがかなり焦げてしまいました。恐らく火加減が強すぎたのだと思われます。出来上がりまで時間がかかってしまいますが、焦がさないためにも、火加減は弱火や中火で、じっくり加熱した方が、より良いケーキが出来ると思われます。

4.片面が焼けたら、ひっくり返す

※ひっくり返すのが怖い場合、やはり出来上がりまで時間はかかってしまいますが、フタをして弱火でじっくりと加熱しましょう。

5.両面と中身がしっかり焼けたら、ケーキを食べやすい大きさに切り、皿に盛りつけ、完成です!

試食と感想

いちごケーキ
いちごケーキ

前述の通り、私はケーキを焦がしてしまいました(画像参照)。しかし、カットしてみると、中身は意外ときれいに仕上がっていました。香りも適度な香ばしさといちごジャムの甘い香りが漂い、見た目の割には味に期待が持てました。

いざケーキを口にしてみると、案外美味しいではありませんか。甘さも、ジャムの甘みだけで間に合わせたせいか控えめで、くどさがありません。見た目以外はなかなか良い出来にする事が出来ました。

補足

ホイップクリームを塗る他、フルーツなどをデコレーションすると、より美味しく、より見栄えがすると思われます。読者の皆様の手で、様々にアレンジしてみてください!

いちごソース

前置き

「いちごソースを作り、色々な食材をさらに美味しく出来ないか?」それが今回の、いちごソース作りのきっかけです。

私はプロの調理師さんや、料理研究家の方々のような知識や技術はありませんが、何故か今回のいちごソースを上手く作る自信がありました。

甘酸っぱいいちごに、あるものを加えると、より美味しくなるはず・・・、それは「塩」です。そして、良い意味での経費削減のために、市販のいちごジャムの力も借りればより良く作れる!

果たして齋藤瞬の目論見は正しいのか、材料から見て行きましょう!

材料(数人前)

・いちご・・・大きいものなら5個程度

・市販のいちごジャム・・・100g前後

・塩・・・小さじ3分の2程度

工程

1.いちごを洗い、ヘタを取り、包丁で細かく刻む

2.焦げつきにくいフライパンに、細かく刻んだいちごといちごジャムを投入し、中火から弱火程度で煮詰める

※煮詰めるのは数分程度で問題ないです。

3.煮詰めたら塩を投入して、よく混ぜる

4.冷ましたら、ソースの完成です!

※もちろん、耐熱皿に移してから冷ましても良いです。

試食

焼きナス

焼きナスといちごソース
焼きナスといちごソース

完成したいちごソース、まずは焼きナスでその味を確かめてみましょう。

焼いたナスにソースをかけると・・・、色合いは意外と良いです。ナスの紫と白、いちごソースの赤が良く合っています。

問題は味ですが、ナスを油を使わずに焼いたのが正解だったのでしょう。ナスの香ばしさといちごソースの甘塩加減が見事に合います。美味しいです。いちごソースの濃さは、決してナスのうま味を殺す事なく、お互いが調和し合った味になりました。

豚肉

豚肉といちごソース
豚肉といちごソース

続いて豚肉です。焼いた豚肉にソースをかける・・・、こちらも見た目は良いです。

お味の方は・・・、率直に「高級料理店」で食事をしている気分になれるほど、美味しく食べる事が出来ました。いちごソースのおかげで、豚肉が優しい味わいになっているのに気がつけました。

サーモンの刺身

サーモンの刺身といちごソース
サーモンの刺身といちごソース

さあ、最大の難関です。サーモンの刺身といちごソース、ミスマッチではないだろうか?そう考える読者の方も多いと思います。私も、焼きナスや豚肉に比べて、美味しく出来る自信はありませんでした。

切ったサーモンの刺身に少量のソースをのせます。見た目は意外と良い・・・。味はというと、刺身の油っぽさを軽減している上、サーモンのうま味がより強調されて、美味しくなっているではありませんか!これは意外でした。はっきり言ってしょう油やわさびなしでも全く問題ありません。これには感動です!

まとめと補足

色々な食材と相性が良い事がわかった今回のいちごソース作りでした。ほかにも、野菜サラダのドレッシングなんかにも使えるかもしれません。

リンク

当ブログ(いちご関連)

当ブログ(料理紹介記事)

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