この記事でわかること
・にんにくと一緒に食べると美味しい(料理の紹介)
・齋藤瞬特製サラダの作り方がわかる
前置き
かぼちゃについての記事、第二弾を投稿しました。今回は料理の作り方(二品)と感想、さらに、かぼちゃの保存について、これを知っておくと美味しいかぼちゃに出来るコツをご紹介します。
かぼちゃは、スープやパイにしても美味しいですが、単に炒めるだけでも、十分その美味しさを味わう事が出来ます。
そこに、「にんにく」を組み合わせる事で、かぼちゃの甘みがさらに引き立ちます。
適度な量の油も組み合わせて、β-カロテンを美味しく摂る事が出来、栄養価的な価値も高まります。まずはその炒め物の作り方を、紹介します。
次に、少し手間がかかりますが、「かぼちゃサラダ」の作り方を紹介します。
このサラダは、齋藤瞬独自のレシピになっています。記事を読んで、実際に作って下さると、とても嬉しいです。
最後に、かぼちゃの保存の仕方について、より詳しくなれる記事も書いたので、そちらもお読み下さい。
ちなみに、第一弾の記事も併せてお読み下さると、よりかぼちゃに関して詳しくなれます。
リンクをはっておくので、クリック(タップ)してお読み下さい(当ブログの別記事に飛びます)。
齋藤瞬のチャレンジクッキングその1―かぼちゃとにんにく炒め
これはかなり簡単に作る事が出来ます!にんにくと適度な量の油が、かぼちゃの美味しさを引き立ててくれる一品です。
あまり熟成が進んでいないかぼちゃでも、美味しく食べる事が出来るので、そういう意味でも、ライトな感じの料理です。
材料(食材)1~2人前
・かぼちゃ・・・(大きめサイズのもので)四分の一個
・にんにく・・・小さいものを3片程度
・サラダ油・・・適量
・しょう油・・・お好みの量
工程
かぼちゃをやや薄めに切る
手を切らないように気をつけて下さい。大きさは、食べやすいサイズであれば、特に問いません。
にんにくの皮をむき、1片を半分程度に切る
フライパンを熱して、油をひく
やけどに注意して下さい。
油が温まったら、まずはにんにくを加熱する
油ににんにくをなじませてからかぼちゃを炒めた方が、美味しくなります。
にんにくに焦げ目がついたあたりで、かぼちゃも炒める
もちろん、にんにくと一緒に炒めて下さい。
最後に、しょう油で味付けです。
皿に盛れば、完成です!
感想
かぼちゃの料理の紹介をしておきながら、にんにくから感想を書くのも何なのですが、にんにくを炒めている途中から、大変香ばしい香りがしてきて、とても良い気分で料理をしました。
にんにくの香りがついた油でかぼちゃを炒め始めると、かぼちゃが大変鮮やかな色になって、目でも楽しめる出来上がりを期待出来ました。
完成した料理を皿に盛り、かぼちゃとにんにくを同時に食べてみると、にんにくのパンチとかぼちゃの甘さ、サラダ油の濃厚さ、しょう油のアクセントが見事に組み合わさって、大変美味しい料理になりました。
また、食べ終わった後で気がついたのですが、かぼちゃは、火を通しすぎない方が(やわらかくしすぎない方が)美味しく食べられると思いました。
意外にも、にんにくの香りとかぼちゃの香りは、相性が良いです。お互い、独立していながら、ケンカもしません。鼻でも楽しめる料理だと思いました。
齋藤瞬のチャレンジクッキングその2―かぼちゃサラダ(齋藤瞬オリジナル)
少し手間はかかりますが、上手く作れると、優しくて濃厚な甘みを感じる事が出来るサラダを作る事が出来ます。
見た目にも色鮮やかで、目でも楽しめる料理が出来ます。
ここでは、そのようなかぼちゃサラダの作り方について、見て行きましょう!
齋藤瞬による食レポもあります。
材料(5人前程度)
・かぼちゃ・・・約1個(小さい物なら2つ使っても良いですし、大きいものは四分の三個でも良いです)
・ソーセージ・・・70~80gほど、市販の安価なもので問題ないです。
・ズッキーニ・・・二分の一本
・砂糖・・・お好みの量(かぼちゃ自体に十分な甘みがある場合は必要ないです)
・水・・・食材を茹でるのに十分な量を用意してください
工程
ケガに気をつけながら、かぼちゃを四分の一個ずつにカットする
これもケガに気をつけながら、包丁でかぼちゃの皮をそぐ
かぼちゃを鍋に入れ、半分くらいが浸る程度に水を入れ、蒸し茹でにする
水から茹でて約20分で、やわらかくなります。
やけどに気をつけながら、かぼちゃをボウルに移す
かぼちゃを茹でている間に、出来ればソーセージとズッキーニも下処理する
・食べやすい大きさに切る
・茹でて火を通す
やわらかくなったかぼちゃをつぶす
しっかりつぶしたかぼちゃと、ソーセージ、ズッキーニを混ぜ合わせる
お好みで砂糖を入れる
皿に盛って、完成です!
食レポ(感想)
かぼちゃを茹で上げた時点で、とても良い色をしていたので、サラダを作っている途中から、すでに私の期待は大きかったです。
出来上がったサラダを口にして、私は正直、とても嬉しくなりました。
私は、私自身の予想を上回るサラダを作る事に成功したのです。
かぼちゃの甘み、ソーセージの塩気、ズッキーニの淡白さが見事にマッチしていました。
ちなみに今回、レシピにはお好みで砂糖を使っても良いとしましたが、私は敢えて「てんさいオリゴ糖」を使ってみました。
液状の甘味料とこのサラダ、なかなか相性が良く、人によっては砂糖以外の甘味料を使うのも、全く悪くない選択肢だと思いました。
かぼちゃの保存のコツ
今回の記事の最後に、かぼちゃの保存のコツについて学んでみましょう。
相馬暁先生著「新装版 野菜学入門(三一書房 2006年)」によると、かぼちゃを美味しく食べるには「キュアリング(熟成)処理」をすると良いそうです。
キュアリングと聞くと、何だかとても難しそうな事をしないといけないのでは、という気持ちになりますが、そこまで難しい事はしません。
ここでは、かぼちゃを長め(2か月ほど)に保存して、その上美味しく食べたい時のキュアリングのコツをお伝えします。
採集、購入時のかぼちゃの状態によって、必ずしも望んだ通りの味を楽しめるとは限りませんが、かぼちゃの性質上、まずは10日前後、20~25度程度の気温の場所で保存し、その後冷蔵庫で保存すると、保存も利く上味も良いかぼちゃを手に入れられる可能性が、高まります。
なお、以前私が執筆した「かぼちゃ」記事と併せて今回の記事をお読みいただくと、かぼちゃについてより詳しくなれる可能性があります。
リンクをはっておくので、ぜひお読み下さい。
リンク
本文中に掲げたものの他に