前置き
ブロッコリーについて執筆した記事、第2弾となりました。冬に美味しくなるブロッコリーですが、夏に北海道などの涼しい地域で採れたものも捨てがたいですよね。前回のブロッコリーの記事では、座学的な事と、蒸し茹での仕方について紹介させてもらいました。今回は、料理を二品紹介したいと思います。
前半では、ホタテを使ったバター炒めの紹介です。ブロッコリーを茹でずに炒めてしまいます。そのため楽に作る事が出来ます。後半ではあんかけ豆腐の作り方を紹介します。普通に食べても美味しい豆腐ですが、ブロッコリーを加えたあんかけで、より美味しくなります。なお後半のあんかけ豆腐においては、冷凍ブロッコリーを使用しているので、下ごしらえの手間を少なくする事が可能です。
ブロッコリーとホタテのバター炒め
前置き
という事で、齋藤瞬のチャレンジクッキングの時間です。先ほども紹介しましたが、まずはブロッコリーとホタテのバター炒め作りにチャレンジです。
残念ながら、近年様々なものが値上がりしていますが、ホタテもその例に漏れずに高くなってきていますね。ですが、高いとわかっていても、美味しいものは食べたいですよね。
そこで、ブロッコリーと一緒にバターで炒めるという、贅沢ながらも簡単に作れるメニューを思いつきました。ホタテをスーパーで購入する時、やはりその高値にたじろいてしまいましたが、その分しっかりと料理を作る工程と味を楽しもうと、強く思う事が出来ました。いつか安価に楽しめる日が来る事を信じて、ホタテを購入しました。
そして肝心のブロッコリーですが、この料理を作ったのは2024年の秋でしたが、緑色が濃くて鮮やかな、良いブロッコリーを購入する事が出来ました(さすがに紫色をした、寒さに晒されてさらに美味しくなったものは売られていませんでしたが)。
それでは材料と工程を見て行きましょう!
材料(1~2人前)

・ブロッコリー・・・中くらいのサイズ一つ
・ホタテ・・・50~100g程度
・バター・・・10~20g程度(味つけを楽にしたいのなら有塩のものを、ヘルシーさを重視、または味つけにもこだわりたいのであれば無塩のものを使います)
・塩コショウまたはしょう油・・・お好みの量
工程
1.ブロッコリーを食べやすい大きさにカットする
茎も使うと経済的です。
2.ホタテも食べやすい大きさに切る
もちろんそのままでも食べられる大きさで売られている事も多いです。喉つまりなどの危険性を下げたい、あるいは少しずつゆっくりと食べたいのであれば切ります。
3.フライパンまたは中華鍋を熱し、バターを溶かす
4.バターが溶けたらブロッコリーとホタテを炒める
ブロッコリーは下茹でしなくても大丈夫です。今回は良い意味で適当に作る事を念頭に置いているので下茹でしていませんが、下茹でして炒めてももちろん良いです。
5.具材には3分前後で火が通る事が多いです。火が通ったら塩コショウまたはしょう油で味つけします
6.皿に盛って、完成です
試食と感想

私は料理を作る時、良い意味で適当に作る事を頭に置いている事が多いです。今回も高い食材を使っていながらそれが頭にありましたが、適当さを心掛けつつ美味しさも楽しむという贅沢な考えは、どうやら成立させる事が出来たようです。
炒めたホタテもブロッコリーも、バターでコーティングされて、美しく輝いていました。匂いも良いです。口に料理を運んでも、ホタテの味の濃さ、ブロッコリーの適度な固さともに活かされていて、大変美味しく食べる事が出来ました。
補足
もっと安価に料理を楽しむのであれば、ホタテの代わりにベビーホタテやカニかまを使うのも良いです。またチーズやマヨネーズを使うと、さらに違った味を楽しめると思います。読者のみなさんの手で、様々なアレンジを加えてみて下さい。
あんかけ豆腐
前置き
後半はあんかけ豆腐作りにチャレンジです。今回の記事の最初の方でもお話ししましたが、こちらの料理は冷凍ブロッコリーを使用しています。普通に下ごしらえをするよりも楽に料理をする事が狙いです。同時に、私が冷凍野菜というものをあまり使った事がなかったので、単純に試してみたかったのもあります。
なお、今回あんかけに色を添えるのは、かにカマです。本物のカニの代用品とします。代用品と言っても、かにカマは美味しいです(笑)。他の料理にも使いましたが、その存在感は十分なものがありました。
豆腐は木綿豆腐です。絹ごし豆腐に比べて固さがあるので、そのしっかりとした食感も楽しめます。
材料(1~2人前)
・冷凍ブロッコリー・・・50g程度
・かにカマ・・・70g程度
・木綿豆腐・・・300g程度
・塩・・・お好みの量
・片栗粉・・・小さじ2程度(水溶き片栗粉にして使います)
・サラダ油・・・適量
工程

1.冷凍ブロッコリーをレンチンして半解凍にする
600ワットで30秒程度(軽くラップをすると良いです)。
2.半解凍したブロッコリーを小さめに切る
3.かにカマも小さめに切る
4.木綿豆腐をレンチンする
600ワットで1分半程度(ラップをします)
5.中華鍋にサラダ油をひき、温める
6.サラダ油が温まったら、ブロッコリーとかにカマを炒める
7.具材に火が通ったら、塩で味つけする
8.水溶き片栗粉を中華鍋に入れて、あんを作る
9.レンチンした木綿豆腐を皿にのせ、その上にあんをかけて完成!
試食と感想

色合いも香りも、とても美味しそうに思えました。ブロッコリーの緑と、かにカマの赤がすごく映えました。この料理を作った時、クリスマスは過ぎていましたが、まるでクリスマスの時期に戻った気分になれるほど、お祝い気分になれました。
味の方は、あんと豆腐がしっかりと絡み合って、とても美味しく食べる事が出来ました。ブロッコリーは冷凍品でありながら、味が死んでおらず、こちらも美味しかったです。
大成功の「齋藤瞬のチャレンジクッキング」となりました。
補足
今回はかにカマを使いましたが、サラダチキンを小さく切って使っても、美味しく食べられると思われます。読者のみなさんの手で、色々アレンジしてみて下さい。