前置き
れんこんをテーマにした記事、第2弾となりました。実は今回の料理、れんこんをテーマにした記事、第1弾で扱う予定でいました。
しかし―さといも第1弾の時にも同じ事をしてしまったのですが―この料理について書かなくても、記事の文字数が十分に足りてしまったために、お蔵入りになってしまいました。
いつか書きたい、いつか書きたい、とは思うものの、他にまだ優先して書かないといけないテーマが結構あって、後回し、そしてお蔵入りしてしまったのです。
この「れんこん甘酢漬け生ちらし寿司」、私自身かなり一生懸命になって作り、そして美味しく食べる事が出来たので、このまま私の記憶の中から忘れ去られる前に、世に出す事にしました。他に書く必要があるテーマもあるのですが、これを優先しました。
この料理を作った時、私は自宅冷蔵庫に保存してあったれんこんの使い道に悩んでいました。「早くれんこんを使わないと腐る」、私は少し焦る気持ちがありました。しかし、どう料理すべきか案がなかなか思いつきません。
困ったな、とそこで私はひらめきます。「そうだ、生ちらし寿司を作ろう」と。ひらめいた後の私の行動は早く、早速具材を買い揃える私がいました。
少し手間はかかる今回の料理ですが、ぜひ最後まで記事をお読みください(実際に作ってくださったらなお嬉しいです)。
材料と解説

材料(数人前程度)
・れんこん・・・150g程度
・カブ・・・200g程度
・カブの葉・・・数十g程度
・卵・・・Lサイズ程度2個
・マグロ・・・100g程度以上
・砂糖と酢(甘酢漬け作り用)・・・1対4程度の分量で用意
・白米(炊いたもの)・・・数百g程度
・塩・・・1〜2g程度
解説
れんこん
市販されている一般的なれんこんを使って問題無いです。
カブ
市販されている一般的な大きさのカブは、実の部分は200g程度という事が多いです。
カブの葉
カブを買う時に、葉もついているものを選ぶと良いでしょう。
卵
これも市販されている一般的なもので良いです。
マグロ
お高めのトロを使うよりも、安めのキハダマグロなどの方が、却って美味しく作れるかもしれません。
砂糖と酢
砂糖2に酢が4の方が美味しく作る事が出来る場合が多いようですが、私が甘みを薄めに作りたかったので、砂糖は1にしました。読者の方々がご自身で料理を作られる時の参考にしていただけると嬉しいです。
白米
これもごく普通に炊いたもので良いです。今回は簡略化のために酢飯を作りませんでしたが、もちろん酢飯を作っても良いです。
塩
1〜2gは多すぎるくらいかもしれません。カブの葉の浅漬け作りと、卵(炒り卵)の味つけに使います。
工程

簡易版
1.れんこんとカブの甘酢漬けを漬ける
2.カブの葉の浅漬けを作る
3.炒り卵を作る
4.マグロを食べやすい大きさに切る
5.白米に甘酢漬け、浅漬け、マグロを混ぜる
6.炒り卵を中心にのせて、完成!
詳細版
れんこんとカブの皮をむく
普通にむいて良いです。
食べやすい大きさに切る
甘酢に上手く漬ける事を考えたら、薄めに切った方が良いかもしれません。
切ったれんこんとカブを軽く茹でる
これをやると甘酢が漬かりやすくなります。1分程度の茹で時間で問題無いです。
茹でたれんこんとカブの粗熱を取る
その後砂糖と酢につけます
冷蔵庫に2時間程度で漬かります。
れんこんとカブを漬けている間に、カブの葉の浅漬けも作ります。
葉に塩をまぶして、保存袋に入れて漬けます
こちらも2時間程度で漬かります。
甘酢漬けとカブの葉が漬かりかける時間になったら、炒り卵を作ります
カブの葉を漬け始めて1時間40分程度経ったら作業、とすると円滑に料理出来るかもしれません。
マグロを食べやすい大きさに切ります
食べやすければ、適当に切っても良いですし、かっこ良く切っても良いです。
白米に、炒り卵以外の具材を混ぜる

恐らく甘酢漬けも浅漬けも上手く漬かっているはずです。浅漬けのカブは食べやすい大きさに切ってから混ぜます。
最後に、生ちらし寿司の中心に炒り卵をのせて、完成です!
さあ試食です!
試食と感想

いやぁ、手間がかかった今回の料理でした(笑)。しかし見た目と香りはなかなか良く出来たかも、スマホで写真撮影をしている時に、素直にそう自己評価出来ました。
問題は味です。濃すぎたり薄すぎたりしないか、私は少し緊張感を持ちながら生ちらし寿司を口に運びます。
緊張感はすぐに安堵感と幸福感に変わりました。美味しい、実に美味しい。まるで私が子どもの頃に、大人達が私や他の子たちのために作ってくれた生ちらし寿司やちらし寿司と変わらない味でした。子どもの頃を思い出せて、なんだか懐かしい気持ちになりました。手間が報われた瞬間です。
れんこんとカブはしっかり漬かっていて、適度な甘酸っぱさがありました。れんこんとカブは今回初めて甘酢漬けを作りましたが、大成功でした。
またいつか作ってみようかな、そんな思いで後片付けに入れました。